#鎮痛剤 #医療 #依存症
今回紹介するのは、以前リクエストがありました「鎮痛剤依存症」についてです。
アメリカマサチューセッツ州に暮らす高校生「Aさん」。
彼はスポーツ万能の男子学生で、この日は所属していたアメフトクラブのトレーニングに参加していました。
しかし、その最中に誤って転倒し、右手首を骨折してしまいました。
すぐに救急車で病院に運ばれ、処置を受けて入院することに。
その最中、彼には痛みを鎮めるための、鎮痛剤が医師から処方されており、Aさんは入院中、痛みに襲われるたびにこの薬を服用し、なんとか痛みを抑え込んでいました。
骨折の痛みは筆舌に尽くしがたく、Aさんは次第に、「痛みがそろそろ来るかもしれない・・・」という恐怖に支配され、まだ痛んでいないときでも、鎮痛剤を飲むようになってしまいました。
腕の怪我も治り、退院した後も、彼はまた痛みに襲われるかもしれないという恐怖から、念のため医師から処方されていた鎮痛剤に頼る生活を送り、完全に依存症に陥ってしまい、薬を飲まないと、禁断症状が現れるようになってしまったのです。

これは医療機関で処方される鎮痛剤で発生した依存症ですが、市販されている様々な薬でも起きうるものです。
どの薬でも、副作用などの負の面も必ず存在するので、医師や薬剤師の指導、取扱説明書などをよく読み、用法容量を守って、正しく服用するようにしましょう。

00:00 冒頭挨拶
00:28 視聴上の注意
00:57 現地の説明
2:10 高校生の「Aさん」
2:41 練習中の骨折
3:41 痛みを和らげる薬
4:28 痛みを感じる仕組みと鎮痛剤
6:09 依存度の高いオピオイド系と耐性
7:33 退院後も服用
8:03 異変
9:05 怪しいサイトに手を出すまでに…
10:03 その後のAさん
11:07 市販薬でも使い方によっては危険なものに

引用・出展・参考文献
オピオイド鎮痛薬の特徴と種類について
https://ishort.ink/tQCV
医学書院 医学会新聞
2021.02.15 週刊医学界新聞(通常号):第3408号より
市販薬品による依存の実態
https://ishort.ink/ULPq
依存症についてもっと知りたい方へ - 厚生労働省
https://ishort.ink/8gCa
依存症の理解を深めよう。回復を応援し ... - 厚生労働省
https://ishort.ink/u3kk
鎮痛剤オピオイド問題、経済や産業へも大きな影響(米国)ジェトロ
https://ishort.ink/3z7n
シオノギ製薬 痛みのサイン
https://ishort.ink/N3NY
その他視聴者提供資料など

※この動画は過去の事件を知り、現在でも同じことが発生する危険性を再認識、関与しないように促すための動画であり、視聴者を扇動、動揺を誘うためのコンテンツではありません。

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