【ゆっくり解説】M46/M47/M48パットン、105ミリ口径の超火力搭載、アメリカの第1世代主力戦車

2025年9月20日 2025年9月20日

10万グラムの人

パットン戦車は、第二次世界大戦後のアメリカを代表する主力戦車シリーズです。名称は英雄ジョージ・S・パットン将軍に由来します。その始祖は、M26パーシング戦車の機動力不足を解決するため、強力なエンジンに換装したM46です。朝鮮戦争でソ連製T-34-85を圧倒し、西側戦車の優位性を示しました。次に、M46の車体に新型砲塔を組み合わせた過渡期モデルのM47が登場。これは主にNATO諸国など同盟国へ供与されました。シリーズの完成形が、完全新設計のM48です。避弾経始に優れた丸い亀甲型の鋳造車体と砲塔が最大の特徴で、防御力が飛躍的に向上しました。ベトナム戦争では米軍の主力として活躍し、ディーゼルエンジン化による航続距離の改善も行われました。最終的に、M48はイギリス製の傑作105mm L7砲を搭載（M48A5）することで、ソ連のT-54/55戦車を凌駕する火力を獲得。パットンシリーズは半世紀近くにわたり西側陣営を支え、多くの国で改良を重ねながら運用された、冷戦を象GEする傑作戦車ファミリーです。

0:00　あいさつ
0:41　概要
1:58　パーシングからM48まで概略
4:46　改良点
9:03　大砲について
11:16　その他の改良点
12:12　活躍

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●パーシング