#ゆっくりするところ #富山 #塩酸
富山県富山市にあった、医薬品製造工場。
ここには医薬品の製造に利用する『塩酸』を貯蔵するためのタンクが設置されていました。
下請け会社で働く、作業員の「Aさん」はこの日、このタンクの移設作業に着手していました。
これは製薬会社の工場からの依頼であり、Aさんはこのタンクを耐震基準を満たした別の場所に移設するため、工事前の点検などを行ていました。
内容としては、タンク上部に接続されている配管などの切断位置、状態などを確認するために天板に上り、直接確認するといったものでした。
上司の指示で、タンクに設置された梯子を上り、天板の上に立ったAさん。
しかし、そこを歩いている途中、突然足元の天板の一部が瓦解し、Aさんはタンクの中に墜落してしまいました。
タンクの中には、濃度35%の塩酸が七割ほど溜まっており、彼はこの「塩酸のプール」に飲み込まれてしまったのです。

塩酸は、ヒトの皮膚や眼などに触れると炎症を起こす、高濃度の物なら劇薬指定をされている化学物質です。

00:00 冒頭挨拶
00:14 『塩化水素酸』
00:50 視聴上の注意
1:23 現地の説明
2:07 製薬会社
2:51 耐震対策
3:03 今回の「Aさん」
4:12 塩酸タンクの上
4:20 被災そして上司まで…
5:11 難航する救助作業
6:08 原因
7:04 特定化学設備
7:23 杜撰な工場、下請け会社
8:46 その後の対策

引用:出展:参考資料
中央労働災害防止協会
安全衛生情報センター
ishort.ink/PCgr
富山市
ishort.ink/rcEC
Wikipedia
ishort.ink/U76j
七三ゆきのアトリエ
ishort.ink/xUK4
その他視聴者提供資料など

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