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50兆円の財政出動が必要な理由

私が思うに、コロナ初期は50兆円程度の需給ギャップがありましたが、今すぐに50兆円財政支出したところで、社会不安(賃金下落、失業、年金減額、物価上昇、疫病、)があるので、乗数効果がかなり打ち消されることを予想すると、大体補正予算として50兆円の国債発行は必須でしょう。
さらに、長期的予算編成として200兆円(5〜4年間)の財政支出を決定することが必要でしょう。
さらに、大減税(消費税、ガソリン税廃止など)
因みに乗数効果は

⊿ 変化分
Y 国民所得
c  消費性向
とすると
⊿Y=1/(1-c1)

という数式が導き出せます。

ここから、投資を変化させたら(⊿ )、その限界消費性向(1/(1-c1))を何倍かした分だけ国民所得が変化(⊿Y)します。
なので、社会不安が少なく、消費や投資をしやすい社会、経済状況だと、消費性向は高くなるので、必然的に乗数効果も大きくなりますが、現在は本当に社会、経済状況が劣悪であり、最近も電力不足で停電しかけたり、物価は上がるのに賃金が上がらない。それなのに国(政府)は我々の生活を良くしようとする政策をしないなど…
私だったら仮に10万円もらっても大半は貯金に回しますねw(笑えない)
んで、消費性向が乗数効果にもたらす影響ですが、例えば
c1=0.5 のとき → 1/(1-0.5)=1/0.5=2
c1=0.9 のとき → 1/(1-0.9)=1/0.1=10
となります。
私はかなり悲観的かもしれませんが、消費性向は0.5を下回ると思います。0.3くらいではないでしょうか
そうすると、1/0.7なら、1.4程度ではないでしょうか。
もっとも、生活が困窮しすぎていて、すぐにでも使わなければならない程であれば、別ですが…
なので、現在の日本では乗数効果はあまり期待できないので、"真水"としては50兆円程度の財政赤字はむしろやらないとまずい気がします。
公共事業費増加、研究費増額、防衛費増額、公務員の雇用増加、給料増加、給付金、産業政策投資。どれをどれくらいでやるかは国民の代表である政治家が決めます。国民がこの国の経済のあり方を決められるのが財政民主主義の利点です。

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