#硫化水素 #毒ガス #化学薬品

00:00 冒頭挨拶
00:28 視聴上の注意
1:03 本編開始
1:41 硫化亜鉛
2:27 硫化亜鉛生成装置の洗浄作業
3:01 三杯目を入れた時…
4:19 「硫化水素中毒」
5:28 装置にまだ残っていた
7:24 その他の要因と背景
8:25 必要だった対策

今回紹介するのは、以前リクエストがありました、化学物質に関する事例です。
この工場は、蛍光塗料やX専用フィルムなどの原料となる「硫化亜鉛」を製造しており、この日はその硫化亜鉛を製造する装置の洗浄が行われていました。
作業を担当したのは、この工場に勤める男性「Aさん」。
彼は上司からの指示で、タンクの中身を抜いた後、洗浄液をバケツに汲み、装置上部に設置されていた、マンホールからそれを投入していましたが、三杯目を投入した際、マンホールから突然煙が噴き出し、それを吸い込んでしまったAさんは、瞬時に意識を失い、1.5mほど下の地面へと落下。腕などを打ち付けました。
その後、彼は同僚に発見され、近くの病院へと搬送されて行きました。
彼は「硫化水素中毒」と診断されていました。

これは濃度にもよりますが、高濃度の物を人が吸い込めば、たちまち意識を失い、呼吸困難や呼吸停止、意識障害などが起こり、脳への酸素供給が停止してしまい、命の危険のある、恐ろしい猛毒ガスでした。

なぜ、彼はこのような毒ガスが発生する場所で、
マスクもなしで作業を行っていたのでしょうか?

引用・出展・参考文献
厚生労働省 酸素欠乏症・硫化水素中毒
https://ishort.ink/Gky3
厚生労働省 職場のあんぜんサイト
https://ishort.ink/y7HL
https://ishort.ink/GQnH
林純薬工業㈱ 試薬ダイレクト 「硫化亜鉛」
https://ishort.ink/vxZr
iwaki/jp 硫化水素(H2S)について
https://ishort.ink/RCpm
硫化水素の発生原因について
https://ishort.ink/qTi9

※この動画は過去の事件を知り、現在でも同じことが発生する危険性を再認識、関与しないように促すための動画であり、視聴者を扇動、動揺を誘うためのコンテンツではありません。

ご要望にお応えして、メンバーシップの開設を行いました。
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