#民間療法 #事件 

今回紹介するのは、以前リクエストがありました、
民間療法に関する事例の一つです。
2016年10月。イギリス某所に暮らす女性「Aさん」が、とある民間療法を受け、〇亡するという事件が起きました。
彼女は当時71歳の高齢者で、1型糖尿病を患っており、毎日のインスリン注射を実施していましたが、彼女は注射の恐怖から、毎日のこの行為が非常に負担になっており、「なんとかほかに病気を治す方法がないか」と、常に模索していました。
そんな中、彼女はパートナーの男性とブルガリアに旅行に訪れた際、中国人男性の「B」の開催する、ワークショップに参加し、ある治療を受けていました。
それは、『平手打ち療法』という、患者の体を叩き、毒素を出すという民間療法で、Bは「西洋医学のは悪だ」「処方された薬は毒でしかない」「叩くことで血液中の毒素が外に出て、どんな病気でも治る」と謳っており、数百人以上の信者がいる指導者でした。
Aさんはこのプログラムに参加した際、Bから「インスリンなどおやめなさい」と指導され、施術を受けると、体中があざだらけになってしまいましたが、彼女なこの時のことをブログに「あざが出来たが、身体から毒素が出ていく感じがした」「インスリンを2日やめたが、そのあとまた再開した」「続けていれば、もしかしたら病気が治るかもしれない」と綴っており、自国イギリスで再びこのワークショップが開催されることを知り、951ドル(約14万円)を支払い、このプログラムに参加していましたが、その最中、再びBからインスリンを辞めるように指導され、施術を受けた後、糖尿病ケトアドーシスに罹り、合併症によって亡くなりました。

出展・引用・参考文献
厚生労働省 健康食品の正しい利用法
https://ishort.ink/xhEo
国立国際医療研究センター 糖尿病情報センター
https://ishort.ink/HrF3

ご要望にお応えして、メンバーシップの開設を行いました。
下記URLからも登録可能ですので、ご興味がある方は是非ご参加ください。
https://www.youtube.com/channel/UCcT5a1J7XJW7CLYI2RKl4pw/join

※この動画は過去の事件を知り、現在でも同じことが発生する危険性を再認識、関与しないように促すための動画であり、あくまでも概要を紹介する物であり、詳細を正確に解説するものではありません。情報提供者様のプライバシー保護などのため、名称などを変更してお伝えする場合があります。また視聴者を扇動、動揺を誘うためのコンテンツではありません。

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事