#ゆっくり解説 #手抜き建築
00:00 冒頭挨拶
00:26 視聴上の注意
00:51 本編開始
1:02 アパートで女性が転落
2:12 何故階段が落ちていた?
3:23 腐食による崩落と防腐処置
4:24 施工していたのは神奈川県の会社
5:00 実は他にも…
5:52 信じられない杜撰な施工
6:49 10年前にも…
7:37 元社員の証言
9:03 オーナーにも責任が及ぶことも
10:28 法改正へ

今回紹介するのは、以前リクエストがありました、八王子市階段崩落事件です。
2021年4月。東京都八王子市南新町の住宅街に「ガァァァン!」という、大きな音が響きました。
この音は木造三階建てのアパートの階段が崩落し、女性が地上2メートルの高さから墜落した音でした。すぐに救急車が呼ばれ、女性は近くの医療機関へと搬送されていきましたが、意識不明の重体となり、五日後に静かに亡くなりました。
女性はあのアパートに暮らす50代の住人で、アパートの外階段を上っている最中、突然階段が崩落し、地面に墜落。彼女は頭を強打し、外傷性脳挫傷によってこの世を去りました。
警察は当初、事故として捜査を行っていましたが、施工会社の手抜き建築であったことが分かり、事件に切り替え捜査を開始。
このアパートの施工していたのは、神奈川県相模原市にあった「則武地所」という建築業者で、警察の調べに対し会長は「費用を削減するために、階段に防腐措置をとらなかった」と供述しており、警察は業務上過失致〇の容疑で、会長を書類送検しました。
さらに調べを進めると、この事業所が過去施工した二階建て以上の建造物の多くに、本来必要だった防腐措置が省略されていたことが判明。
恐ろしい杜撰な施工が明らかになりました。
その後、この則武地所は破産しましたが、国土交通省は事態を重く見て、建築基準法の施行規則の改正にまで発展していきます。

ご要望にお応えして、メンバーシップの開設を行いました。
下記URLからも登録可能ですので、ご興味がある方は是非ご参加ください。
https://www.youtube.com/channel/UCcT5a1J7XJW7CLYI2RKl4pw/join

※この動画は過去の事件を知り、現在でも同じことが発生する危険性を再認識、関与しないように促すための動画であり、あくまでも概要を紹介する物であり、詳細を正確に解説するものではありません。情報提供者様のプライバシー保護などのため、名称などを変更してお伝えする場合があります。また視聴者を扇動、動揺を誘うためのコンテンツではありません。

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