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南部麒次郎が日露戦争前に開発を始めて完成させたセミオート拳銃が南部式拳銃です。三八式歩兵銃と並行して開発が行われました。南部大型拳銃とも呼ばれています。日本初の国産セミオート武器で、1901年頃には開発を始めていました。これは世界と比べても先進的で、意外なことですが日本のセミオート開発の着手は早かったのです。実は南部式拳銃はビジネスを目的に開発された武器です。南部麒次郎は戦争がない時代にも工廠を存続させるため、武器を売って儲けることを考えていました。よって、南部式拳銃は日本軍で武器として使用するよりも清やタイなどに輸出された数の方が多かったのです。1925年の大正14年には南部式拳銃がベースとなり、十四年式拳銃が誕生します。

0:00 あいさつ
0:35 概要
2:30 開発の歴史、世界との比較
6:20 南部式拳銃の目的
9:12 甲・乙・小型、バージョンについて
12:14 性能や仕様
15:49 南部式拳銃の運命

【関連動画】
●二十六年式拳銃


●三八式歩兵銃

●三十年式歩兵銃

【再生リスト】19世紀後半~WW1

【再生リスト】銃

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