#ゆっくりするところ #中国 #エレベーター
今回紹介するのは、以前リクエストがありました、「エレベーター」に関する事例です。
中華人民共和国、東南部に位置する福建省の都市では、高層マンションの建設が行われていました。
このビルは24階建ての超高層ビルで、下請け業者の作業員男性「Aさん」はこの日、23階の内装工事を行っていました。
彼は地上一階から23階まで、台車とエレベーターを使い、繰り返し資材などを運んでいました。
23階に到着し、彼は荷物を載せた台車を引っ張り、エレベーターから廊下に出て現場である部屋に移動しようとしましたが、その時台車から垂れ下げていた、固定用ベルトがエレベータードアに挟まれてしまったところを発見。
彼はすぐにドアと台車の間に入り、手でドアをこじ開けようとしましたが、開かなかったのでその場から操作盤に手を伸ばし、再びドアを開けようとしました。
しかし、すでに上階へと移動を始めていたエレベーターの搬器に引っ張られ、ベルトが繋がっていた台車は、Aさんとエレベータードアに激突。
ドアはそのまま内側にはずれ、Aさんはエレベーターシャフト内に転落し、地上一階の床に激突。絶命していました。

この事故は、中国特有の手抜き建築や違法エレベーターが横行していた背景、Aさんの務めていた事業所の安全衛生教育不足など、様々な要因によって引き起こされたものでした。

00:00 冒頭挨拶
1:04 視聴上の注意
1:46 現地の説明
2:22 高層ビル建設
3:13 台車で資材を運んでいた「Aさん」
4:15 挟まったベルト
5:11 吸い込まれていったAさん
6:21 要因はいくつもあった
8:44 手抜き建築などの背景
10:09 政府自治体の体質
10:47 なぜ日本は手抜き建築が少ない?
12:53 過去の事例から学ぶべきこと

※この動画は過去の事件を知り、現在でも同じことが発生する危険性を再認識、関与しないように促すための動画であり、視聴者を扇動、動揺を誘うためのコンテンツではありません。

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