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#感染症 #寄生虫 #裂頭条虫
今回は以前からリクエストがありました、感染症事例の一つを紹介します。
わが国の関東地方、沿岸部に旅行に訪れていた女性「Aさん」はこの日、友人と共に地元の新鮮な魚などを食べ歩きしていました。
Aさんは特にサーモンが大好きで、連日沢山の生サーモンを食べていました。
しかし、旅行が終わって約二週間が経過したころ、彼女は熱と腹痛に襲われ、近くの病院を受診しました。
そこでは食中毒の可能性があるとされ、便の検査が行われましたが陰性だったため、医師は風邪だと診断。
処方薬を受け取り、それを飲んで数日間安静にしていると、熱の症状はなくなりましたが、腹痛だけはそれ以降もずっと続いていました。
そしてある日、彼女が朝トイレで用を足し、おしりを拭いていたとき、違和感を覚えました。
何故か、ブニョブニョとした謎の感触があり、不審に思ったAさんは、意を決して指でそれをつかみ、引っ張ってみました。
すると、それは白っぽくやわらかい、ヒモのようもので、数十センチほどひっぱると千切れてしまいました。
彼女は驚いて混乱し、なぜかこの時は「昨日食べたうどんが消化されなかったんだろう」と自分の中でなっとくしましたが、翌朝、そしてその翌朝も同じように謎の物質が出てきたため、怖くなって今度は市内の大きな病院を受診。
そして、そこでの検査で衝撃の事実が判明することに・・・

引用・出展・参考文献
厚生労働省 食中毒統計資料
https://ishort.ink/LdVs
東京都福祉保健局 食品衛生の窓
日本海裂頭条虫(Dibothriocephalus nihonkaiensis) 条虫類
https://ishort.ink/439f
地方独立行政法人 大阪健康安全基盤研究所
トイレで気付く食中毒 日本海裂頭条虫症
https://ishort.ink/noZV
Ikuno H et al., Epidemiology of Diphyllobothrium nihonkaiense Diphyllobothriasis, Japan, 2001-2016. Emerg Infect Dis, 24, 1428-1434, 2018.
https://ishort.ink/hwyY
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑
https://ishort.ink/P7hj
https://ishort.ink/RicU
https://ishort.ink/CYse

その他視聴者提供資料など

※この動画は過去の事件を知り、現在でも同じことが発生する危険性を再認識、関与しないように促すための動画であり、視聴者を扇動、動揺を誘うためのコンテンツではありません。

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