#ゆっくり解説 #自然毒 #ウミガメ
ご要望にお応えして、メンバーシップの開設を行いました。
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00:00 OP
00:07 自然毒
00:35 視聴上の注意
1:04 本編開始
2:07 患者たちが食べてたもの
2:16 ウミガメ料理
3:00 「ケロニトキシズム」
4:25 未知の毒素
5:01 80名以上が発症
5:40 世間の反応
6:08 研究が進んでいない背景
7:37 1840年から報告されているが・・・
8:01 シガテラ毒と暗数

今回紹介するのは、自然毒による食中毒事例です。
タンザニア諸島のとある島にある医療機関にはこの日、大勢の患者が助けを求めて押し寄せていました。
彼らは一様に、腹痛や吐き気の症状を呈し、中には意識障害、麻痺などの重篤な症状を呈しているものもおりました。
医師らは直ちに輸液処置、入院措置を行いましたが、島内の他の医療機関にも、同様の患者が複数来院していたことから、医師は集団食中毒が発生していると判断。患者たちから事情を聴くと、どうやら彼らは、ほぼ同時期に「ウミガメ」を食べていたことが分かり、ウミガメに含まれる「ケロニトキシズム」によって、食中毒を起こしていたとみられました。
この成分は古くから、ウミガメの筋肉や内臓に含まれる場合がある毒素でしたが、まだ研究が殆ど進められておらず、未知の部分が多い毒だったため、解毒剤などが存在しておらず、輸液などの対症療法を施すしかありませんでした。
医師らはすぐに処置を行いましたが、残念なことに数名が命を落とし、最終的に80名以上が食中毒の被害に遭うという、大規模な食中毒事件になってしまいました。
ウミガメは国際的に保護対象となっており、タンザニアでも捕獲、食用にすることは禁止されていたこともあり、医療機関を受診するのが遅れた患者もいた影響もあったようでした。

※この動画は過去の事件を知り、現在でも同じことが発生する危険性を再認識、関与しないように促すための動画であり、あくまでも概要を紹介する物であり、詳細を正確に解説するものではありません。情報提供者様のプライバシー保護などのため、名称などを変更してお伝えする場合があります。また視聴者を扇動、動揺を誘うためのコンテンツではありません。

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